
たのしくつくろう! - 生意気
ひとに きにいられるかどうか なんてことばかりかんがえたり
きそくにとらわれて いらいらしながら つくったり
そんなのじゃない そんなのじゃなく
いちばんたいせつなことは「たのしくつくる!」ってこと。
それって どういうこと?
「versus」は抱き締め!
F(f-dex以下F):伊藤桂司さんとの※1 depotでの展覧会「technique & picnic」はサブタイトルが”versus”でしたが、どんな戦いだったのですか?- N(David Duval-Smith氏。以下D):戦いじゃなくて「抱き締め」!
- F:「抱き締め」!?
- D:そういうラブリーなコラボレーションを目指してやってきた気がする。たまたまタイトルが”versus”っていうだけなの。コラボレーションはtimesだった。普通の場合は「+」だけどケイジ(伊藤桂司さん)との場合は更に上手くいってtimes「×」なんだ。
- N(Michael Frank氏。以下M):スゴイいい関係だった!
- D:その展覧会の時も、夜中ここに集まってペインティングを一緒にした。CDを作ろう!って録音できる道具を用意していきなり始めたりね。
- M:朝3時くらいまで(笑)
- D:20分くらいのパフォーマンスなんかもしたんだ。ビール飲みながら笑いながら。
- M:最初から何を作るか全然解らなかったよね。ビール飲んで遊んでるうちに出来た。
- F:楽しそうですね!!
- D:そんなチャンスは少ないじゃない?仕事では、そういうチャンスがあまり来ないから思いきり遊ぶんだ。
- M:だから出来上がりも面白くなったんだ。
F:ほんと面白かったです。その後、パルコでもこの展覧会をしたのですよね?(Deluxeの壁に展示されている巨大な仔牛!?を発見)あの仔牛も再登場したのですか?- D:うん。でもdepotの時とはちょっと違うでしょ。パルコのエレベーターに入らなかったから、頭を切っちゃったの。それで体の中を蛍光ピンクに塗ったの。ちょっと可哀想(笑)。
- F:この仔牛はどうやって生まれたんですか?
- D:僕達がCGで作って、イラストは、ケイジがCGの上に描いたんだ。
- M:昨日ここでPartyしたんだ。朝7時まで。…で、今はちょっとテンション低いの。ごめんね。
- F:えぇ!朝まで?こちらこそスミマセン!!
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パルコ会場の壁に展示されていた仔牛。
アレ?足に壁紙がくっついてる!ナンデ!? - M:そのPartyすごい楽しかった。子供も一緒にペインティングしたり、音楽も演奏したんだ。コラボレーションになってたね(笑)。ビデオも7時間撮ったんだよ!
- D:壁中に紙を貼って、ファッションデザイナー、イラストレーター、子供達が入り交じって色々描きまくったんだ。ヤバいよ~(笑)。
- F:ライブペインティングみたいですね。
- M:クラブっぽいカッコつける感じじゃなくてホームパーティーっぽいのが好きだなぁ。
- D:このパーティーも見せるのが楽しいんじゃなくて、やるのが楽しいからやってる!
- M:自分達が面白がっちゃう(笑)
見せるというよりやる事が楽しい
(パルコでの展覧会「VERSUS EXHIBITION~」会場写真を見て…)
- F:壁画は会場で描いたのですか?
- D:実はほとんどのイラストが最後の日に描いたんだ。打ち上げの時に一緒にいた皆にも描いてもらった。その前までは黒いテープだけで描かれたストイックな感じだったけど、後でどんどんグロい感じになっていったの(笑)
- M:最後の2時間で一気に変わったんだ!
- F:最後…って事は、一般の人は見てない??
- D:うん、もうおしまいだったから。だって、人に「見せるため」じゃなくて「やるため」だからね。楽器を弾いたり楽しかったよ。ケイジとのコラボレーションは、またやりたい。
「gangoo」グッドデザイン賞受賞おめでとうございます!!
F:「gangoo」はどのように生まれたのですか?- D:アレは…あのパーティだね。
- M:あはは…アレだ。
- D:いやぁ~長い話になるよ…。(イラストを描きながら)まず、あるパーティの時に遊んでて…最初はこういうロボットがあって~。そこに違うぬいぐるみを足して~。それからフォーク!を足して~。さらにシシカバブーの串とか刺して~。こんな変なロボットが出来上がって、またもう一人作って、バトルさせて遊んでいたんだ。どんどんエスカレートして「gangoo」が生まれてきたの。
- F:「gangoo」=「子供」という意味もあると聞いたのですが…?
- D:ううん。こういうものを作ると、ヘンな子供になっちゃうよ~っていう意味…もある(笑)あとね「gangoo」がグッドデザイン賞に受賞されたんだよ!
- F:わぁ、おめでとうございます!!
- D:100円ショップグッズで作ったものが、ね~…(笑)
- F:「gangoo」の素材は、全て100円ショップで購入したのですか?
- M:パーツは、ほとんどかな。
- F:100円ショップはよく行くの?
- D:最近はあまり行かないかな。あ、ダイソー糀谷店はおススメ!
- M:広いしリラックスできるね。
- D:1回で8万円分買った事ある。
- M:4時間もかかったんだ。
- F:す、凄い量なんでしょうね(笑)
F:(100円ショップダイソーの店内でプラスチックの椅子が積み上げられている写真を発見したf-dex!!)- F:店内で「gangoo」やってる~!
- D:ははは!これをやってる時、7歳ぐらいの男の子がやって来て、すごい嬉しそうな顔したんだよ!
- M:「うわ~っ!」て感じでね。
- D:ヤッター!あの人はヘンな子供になるね~
- F:オブジェの形に意味はあるのですか?
- M:Industrial Revolution!!産業革命の50年代、60年代の頃のね。
- D:色もちょうどプラスティックが出始めた頃のフェイクな感じだしね。
- D:去年の5月に、原美術館で「gangoo」のworkshopをやったよ。
- F:ハイ…。実は行ったんですけど予約人数が一杯で入れなかったんですよ。
- D:え、そうなの?そんなに混んでた?
- M:よし!じゃあ次回は東京ドームだ!5万人「gangoo」をやろう!!(笑)
- D:みなさーん!白い玉と~!黒い玉を~!青い~パネルの上に~!!!!乗せて下さーい!!!!
- F:はぁぁーい!!…って5万人がやるんですかぁ~!?(笑)
プロフィール…火を発見!?
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インタビュー中、「gangoo」誕生!!までの様子をイラストで表現してくれた。怪しい言葉入り…!? - F:「gangoo」の展覧会で発見したプロフィールがとても面白かったのですが…
- M:全部ほんとの話(笑)
- F:特に気になったのが「火を発見!」なのですが、お2人の発見の年が2年違うんですよね。生まれたのが2年違うからですか?
- M:うん、そうね。
- F:そ、それで…火を発見とは?
- D:オオオー!!火ー!!(なにかを見つけて驚くフリ)
- M:ガソリンスタンドが~!
- F:そのまんまじゃないですか~(笑)ところで、どんな学生時代だったんですか?
- D:学校は嫌いで、ほとんどいなかったかも。
F:グラフィックをはじめたのは、日本に来てからですか?- D:向こうの大学で写真とか勉強しました。それから日本に来たんです。でも、学校卒業してからの方が勉強になったかな。勉強はまだまだ。死ぬまで勉強!
- F:日本に来ようと思ったキッカケは何だったのですか?
- D:そこから離れたかったんだね~。あとイギリスとかアメリカにいくより違う所にいった方が面白いかなと思った。デザインとか写真の本を見ても、日本はどこか狂ってるじゃない?(笑)そういうのがいいなと思った。
- F:日本語は話せたのですか?
- D:いや、最近だね。3週間前くらいから(笑)でも今日は、ちゃんと通訳さんも…ね!来てるしバッチリ!
- 相原氏:いや~遊びに来てるようなものですが(笑)
- F:ああ、よかった、日本語話せるようになってから会えて~…って、もっと前からとても上手じゃないですか!!(笑)
- D:あははは(笑)
Davidさんダンスデビュー!?
(Kinokoの舞台美術の山田サン来場され、Michaelさんはそのまま作業に入り、ここからDavidさん1人のインタビューとなる)
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「Avignon Festival Off 2001 from 6-12 july 2001」Strange Kinoko(珍しいキノコ舞踊団)
伊藤千枝、小山洋子、山下三味子を中心に結成された舞踊団。『これを頼りにしないで下さい。』(シードホールPERFORMIX参加作品)、『彼女はあまりに疲れていたのでその喫茶店でビートをとる事はできなかった。』(ラフォーレミュージアム原宿) レパートリー作品の『もうお陽様なんか出なくてもかまわない。』(METホール・テアトルフォンテ etc.)など。 - F:「Strange Kinoko(珍しいキノコ舞踊団)」(以下Kinoko)さんと知り合ったきっかけは?
- D:以前のマネージャーが、現在のKinokoのプロデュース担当の人と知り合いで、Deluxeの事も知ってたので、「Silly Psyche」の時に来てくれたの。初めて会った時、僕らスゴイ酔っぱらってた。kinokoの人達みんな来てくれてたのに、Michaelと俺、もうベロベロ(笑)。それで、その時に振付師の伊藤千枝と色々話して、面白そうだからコラボレーションしてみようかという事になったの。あの人、天才!彼女がCMX(天王州アイル)でやったソロの公演はすごく面白かったよ。そうそう!この間、南ヨーロッパに「Avignon Festival Off 2001 from 6-12 july 2001」で行った時、僕もダンスを踊ったんだよ。
- F:どんなダンスを?
- D:伊藤千枝が作った踊り。こ~んな変わった盆踊りみたいなやつ。曲はトム・ジョーンズね。(手をかざして踊り始めるDavid)
- F:トム・ジョーンズで盆踊り!?うわ~それは見たい!
- D:来年の3月に原美術館でKinokoのダンスパフォーマンスをするんだよ。原美術館のHPをチェックしてみて!
- F:あの中庭でやるのですか?すごく素敵な場所ですよね。
- D:次のダンスはその時!!
- F:それは楽しみです!
- D:ぜひ来て下さい。すごい面白いと思うよ。ただ3月に庭でやるから、寒いと思うよ。ちゃんとあったかい格好してきてね。
Deluxeとf-dexストーカー疑惑!?
- F:Deluxeはイベントスペースとしてよく使われるんですか?Kinokoさんも以前ここでパフォーマンスしたんですよね?
- D:そう、去年の10月にお客さん入れてね。毎月色々なMusic Liveをやってるよ。Impro Musicとか、イヴゥンパーク(saxophone player)とか、オトモヨシヒデ(ノイズのミュージシャン)とか。
- F:一般の人も入れるのですか?
- D:入れる入れる!
- F:やった~(予定を考えるf-dex)
- D:あっ、ヤベッ!ストーカーに狙われる!
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※3「ストーカー疑惑」ヒロ杉山さんにも言われた事があり…。至ってノーマルです~!!
- F:ヒ、ヒドイ~!ああ、ついに言われてしまいました!f-dexはイベントによく行くので ※3 ストーカー疑惑があるんです…(^^;)
- D:(笑)東京エールのHPを見ればscheduleが載ってるよ。
東京エールついて
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1997年に設立された「東京ブルーイングカンパニー」。
主力ビールは「東京エールナンバー3」。都心部のバー、レストラン、カフェにて販売。ビアレストランも計画中。
ナンバー3は「私たちのお気に入りレシピの3番」という意味。 - F:東京ブルーイングカンパニー(以下TBC)を始めたのは、やはりビールが好きだからですか?
- D:そうだね。でも直接きっかけになったのは、ビア・マイク氏(Deluxeのメンバー)とビールを醸造する人が知り合いで、作り方を色々教えてもらった事かな。そしてそのうちBREW PUBを作りたい人達が集まって会社を作ろうって事になった。僕らはパッケージデザインを担当したんだ。
- F:DeluxeがTBCの本拠地(本社)なんですか?
- D:そうだね。ここがOFFICE。製造は厚木。
- F:味もプロデュースなどされたのですか?
- D:味は半分だけ。調整だけした。本当は濃いビールとか色々作りたいんだけど、まだそこまではやってない。
- F:東京エール(東京エールナンバー3。TBCの主力ビール)はお店に置いてありますか?
- D:いっぱい置いてるよ。全部で80~90店舗ぐらいかな。東京エールのHPに載ってるよ。
- F:TBCの最終目標!はBREW PUB?
- D:そうね。出来たての1番うまいビールが飲めるPUB!ここで醸造してスグ飲めるの。ビールはfreshがイイ!
- F:ビール大好き!
- D:ベルギービールとか美味しいよね~。甘くてFruityなのとかたくさんあるよ。
ホームページついて
F:生意気さんのHPは自分達で作られてるのですか?- D:うん、そう。だから昔の情報が載ったままなんだよね。
- F:あのトップページはスゴイですよね。
- D:OH!~OH!~OH!~OH!~OH!~OH!~
- F:そうそう全部文字!
- D:ラク!楽!次はね、Photoshopのギャラリー機能で全部作ろうかと思ってる。もう全てそのまんま。NEXTボタンもカッコ悪いヤツで使ったりして(笑)
- F:えぇ~!
- D:いいじゃん~!だって、そもそもみんながインターネットの使い方を間違えてる気がする。ポートフォリオにしても何を宣伝したいのか表現するの難しくない?宣伝用じゃないよね。
- F:確かに画面上だけだと限界がありますよね。スペースも小さいし。
- D:そうそう。長く見れるものじゃないからね。目が疲れちゃう。メディアそれぞれ良い点悪い点あるけど、じっくり見るものはやっぱり紙とか実際に会場で見る方が絶対イイよね。CNNのようなContent Providerは毎日どんどんアップデートして行くものだけど、僕らの場合はちょっと違うからね。最近はそのギャップが見えてきたから、ちょっと表現を変えてみようかなと思ったの。インターネットを根底から使うならもっと遊びで使いたいね。軽い気持ちで。
今後の活動について
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Buffalo Daughter Alubum ” i “ TVCM画像
「♪ア~イ、ア~イ、ア~イ、ア~イ、I know! ♪」歌声と共に次々と形を変化させて行く不思議ワ~ルド !! - F:今後の活動・やりたい事は何ですか?
- D:やっぱベルギービールだね!
- F:話、戻っちゃうよ~(笑)
- D:そうね、何か新しい事、次の事をやりたい。
- F:具体的にどんな事を?
- D:分かんない。やりながら出てくるからね。今はアニメーションや映像にちょっとハマってる。「Buffalo Daughter」のNewアルバムのTVCMを作ったばっかりだよ。見たい?15秒だけだよ!
- F:現在は映像にハマっているのですか?
- D:映像だけじゃなく、色々…Everything…Gardening…Gardeningが一番ハマってるかも!
- F:Gardening!?
- D:うん。草。
- F:野菜ではなく?
- D:野菜じゃない。草。雑草!
- F:雑草~?(笑)野菜は作らないんですか?
- D:いつかね。今雑草を作ってる。簡単だからね。ドクダミとか。
- F:どくだみ健康にイイです!お茶で飲んでる?
- D:飲んでない。どんどん殺してる。
- F:(どくだみの飲み方を教えるf-dex)乾燥させず、葉っぱを洗ってヤカンにそのまま入れて沸かすの。
- D:へーやってみよう。…で3日後に死ぬ。
- F:死ななーい(笑)!
ご趣味は…?
(インタビュー終了直後、ここでMichaelさん登場)
M:お待ちどうさま!- F:あ…もうすぐ終わっちゃうトコです~。
- M:そういう事です!
- D:えーと、今Michaelがハマっている事は?
- M:Farming(農業)!
- D:Gardeningの次のステップはFarmingだしね。
- M:ラマ欲しい!ラマ、すごい好きです。
- F:ラマ!?
- M:蛍光ピンクのラマ欲しいです!
- D:あのツバをペッ!とするヤツじゃない?
- M:うん、OK!アメリカのCOW BOYの×××でピィ~ンッ!って×××××××!!
- F:(英語が聞き取れず…)え、えと、なんだか楽しいそうな毎日なんですね。
- M:LIFE IS GOOD !!
- F:おぉ~なーるほどー(…って実はあまりわかってないf-dex…)
と、ここで突然横のストーブに火が付いた。
ボンッ!!「うわっ!火を発見ーっ!!」
2001.11.19 Deluxeにて
photo.矢内絵菜
助っ人.相原理歩
プロフィール
生意気(namaiki)。デイヴィッド デュヴァル=スミス、マイケル フランクからなるデザインユニット。
グラフィックデザイン、建築、プロダクトデザイン、映像、サウンドなど、様々なアートワークを手掛ける。はたまた、地ビールの会社を作ったり、レーベルを立ち上げてCDをリリースしたり、オリジナルのマウンテンバイクを作ったりと、型にハマらず多方面に渡る活躍を見せる、陽気で冗談好きな2人組。現在は麻布十番「Deluxe」でクリエイター仲間とスペースを共有している。ユニット名の由来は、以前の職場で上司に「生意気」と言われたかららしい!?
Michael Frank(マイケル フランク)
1966年 イギリス リバプール生まれ
1977年 学校を一年中断
1978年 火を発見 ハマル
1989年 上海から大阪行きの船に乗る
1991年 ロンドン大学建築学専攻
1994年 東京大学生産技術研究所
David Duval-Smith (デイヴィッド デュヴァル=スミス)
1970年 ニュージーランド生まれ
1974-1977 フィジーで通学
1980年 火を発見 ハマル
1992年 サン・アド葛西薫氏に師事(日本上陸?)
1993年 ポリゴン・ピクチュアズ入社
1998年 生意気/DELUXEを主宰
![FREEPAPER [f-dex:エフデックス]](http://www.f-dex.com/wordpress/wp-content/themes/f-dex/shared/images/h1.gif)

