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そんなセリフ迷っちんぐ!

AOI・こと・したい

Vol. 009 そんなセリフ迷っちんぐ! フキコ7

「あおいくんの全快祝いしなくちゃ。プレゼントなにがいい?」「僕?僕が欲しいのは、ち・ひ・ろ。なにも今すぐってわけじゃないんだよ。その時までちゃんと予約してこうと思ってさ」「予約?」「そ、予約いたしました」「ヨ・ヤ・ク・サ・レ・マ・シ・タ★」
~『AOI・こと・したい』(小学館)~ エッチ度…★★★★

AOI・こと・したい
このマンガが発売されたのは、今から約15年前。なんでもかんでもローマ字で表現するあたりに時代を感じさせるよね。なんだかとってもNA・TU・KA・SHI・Iぞ。チョメ。

恥ずかしい話だが、私は高校のころ、殿方と付き合ったことが一度もなかった。それどころか、友達とつるんで駄菓子屋に通うのが毎目の日課だった。そりゃ、私だって男の子とポプラ並木通りを一緒に歩いたり(←菊地桃子の歌※1の影響)、駅のホームまで見送ったり(←斎藤由貴の歌※2の影響)したかったけど、奥手だったもんでね、当時は。キスやHなんてヒョエ~って感じだった。

そんなとき、クラスの友達がこのマンガを貸してくれたんだけど、コテコテの少女マンガのわりにHな内容に興奮したのを覚えている。なかでも、男のコが彼女の洋服を脱がして下着姿で抱き合うシーンがあるんだけど、そのとき彼女がいうセリフが―「夢見てたの。心も体もあおいくんとひとつになれる瞬間を…」―そして見つめ合い、抱き合うふ・た・り。カー!いいね。若いね。そんなセリフ、マンガだから許されるけど、絶対口にしないつーの。だけど当時の私にしたら、鼻血もん。もう目がギラギラなわけよ。で、次はどうなるの?どうなるの?とワクワクしながらページをめくると、お約束のように誰かが邪魔するのよね。最後はめでたく結ばれジ・エンド、いつの日か自分もこんな感じに~なんてため息をついていたものでした。

ところでいつも思うけど、結ばれるときはなんで必ずシーツを握りしめるのかしら。私?私はムフフっつーことで。

※1…84年デビュー。「卒業」の歌にあるポプラ並木でうんぬんという歌詞にとても憧れたの。伝説のバンド、ラ・ムーであんな歌を披露するとは夢にも思わなかった。

※2…84年デビュー。偶然だが彼女の「卒業」という歌にでるこの歌詞にも憧れてたのさ。制服姿でやかんを持つ姿がかわいらしかったけど、今や一児の奥さん。


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