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静岡県の建具屋さん

Vol. 007 master

仕事に生活、頑張るヒントをマスターに聞く。
今回は、静岡県の建具屋さんにお話を伺いました。日本のココロ、伝統をお教えくださいっ。
ところで、建具屋って何ですか…!?

vol007-master01.jpg建具屋の仕事?う~んと、困ったな…。
簡単に言うとね、建具屋さんは襖とか障子、ガラス戸、要するに住宅の中の間仕切り部分(開広部)を作る仕事だね。えーと、仕事を初めたのはね、昭和四十三年22才のとき。後継者2代目。その前は、静岡県庁に勤めてたんですよ。喘息になっちゃって、跡継ぎになるのは無理かな~なんて思ってたんだけど、やっぱりね、親あればこそ!でしょう。ビシッと決意して2代目になりましたよ。

vol007-master02.jpg過去の仕事?そうだねぇ、ほんっとに色々あって、たくさんすぎてどれが印象的だったとかは分かりませんねぇ。そうだな、よく1日中ぶっ通しで、3ヶ月休み無し、なんてペースで時間に追われたりした事がありましたよ。夜中12時帰宅後、それから現場へ行ったり。1代目は一升瓶を置いたりしてまで仕事をしていたそう。夜中だからね、呑む時間まで仕事(笑)。ほんと、忙しかったなぁ。

vol007-master03.jpgで、最近ね。どうもねぇ。あまり景気が良くないので非常に困ってますよ。日本間が少なくなって、洋室が多くなったからかな、やっぱり。若い人が家をつくるから、和室を好まないってこともあるだろうね。でもね、ドア関係は工場出荷という大量生産の方法をとっていますけど、まだ障子や襖などの、古来より日本人がもっているものは職人の手を得ないとできないわけですよ。規格品にも味があるけどやっぱり手作りの味。これですよ。

vol007-master04.jpgえっ、座右の銘?真実しかない!『真実一郎』(笑)今後ね…うん、職人が減っている世界でいかにして新しい職人像を見つけるかということ。なんていうか、…もう一度ルネッサンスが来て人間性が重視されることを期待していますね。大量出荷ではできない事の大切さにスポットライトがあたると思います!

高橋 哲也(社長)
静岡県焼津市在中。昭和20年11月26日生

INV.高橋真紀(長女)


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